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三菱「デボネア」はフィアットとの提携でお蔵入り寸前だった!?「走るシーラカンス」は「クラウン」「セドグロ」と渡り合う志の高いクルマでした
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今年で誕生から60周年記念を迎える三菱の高級セダン

三菱重工業(当時)が高級車として「デボネア」を発売したのは今から60年前の1964年のこと。以来1984年まで22年もの長寿車となり「走るシーラカンス」と呼ばれた初代から、3代目が1999年に終焉を迎えるまでの道のりを、モータージャーナリストの中村孝仁氏が振り返ります。

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60年代の少年にとってデボネアは憧れの存在だった

1960年代に少年時代を過ごした私にとって、日本の自動車の変遷はそれはワクワクする楽しいものであった。

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みんなのコメント

5件
  • kak********
    2代目クラウンとほぼ同時期に発売されたデボネアが基本形を変えないまま1986年まで細々と売られていたことに改めて驚く。
    1986年といえばクラウンは7代目に進化していた。
    デボネアも前の三角窓を廃止したり、エンジンを換装したり、それなりに改良されていたものの当時の路上では異彩を放っていた。
    クラウンが2代目のまま1986年まで売られていたらと考えると面白い。
    とはいえ、トヨタも基本設計が1960年代のセンチュリーを1997年まで売っていたのだから限られたユーザー向けの少量生産車の宿命みたいなものか。
  • kmq********
    カーセンサーのデボネアをカスタムする企画
    全部メッキすると書いたら、所さんから特別賞をもらった
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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